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【血管看護関連資格等】 ◾️専門看護師 Clinical Nurse Specialist:CNS 専門看護師は、主に大学院修士課程で養成されています。全11分野のうち、血管看護領域に関係の深いものとしては、老人看護専門看護師、慢性疾患看護専門看護師、急性・重症看護専門看護師があります。 日本看護協会によりますと、専門看護師の役割として、1実践、2相談(コンサルテーション)、3調整、4倫理調整、5教育、6研究が示されています。実務家としての認定看護師に比較して、その分野の発展にも寄与することが求められていることがわかります。 大学院修士課程ですので、大学院によって卒業要件の取得単位数は異なりますが、専門看護師・認定看護師養成課程については、日本看護協会の定める基準に対し各大学の課程が妥当であるかは日本看護系大学協議会により審査されています。 専門看護師養成については、26単位または38単位の取得が求められています。大学院の講義の多くは、聴いているだけではなく、講義の前、中、後で何らかの自主的な取り組みが必要となりますので、半年(半期)で、10単位取得することは容易ではありません。臨地実習は、基礎教育でのそれとは違い、自身の課題に対して自ら計画を立てて取り組むものとなります。 課程によっては修士論文があったり、なかったりするようですが、専門看護師としての将来のキャリアは発展的取り組みが期待されていますので、研究成果を活用できるだけでなく、研究を計画し実践していく事も学ぶことになります。 実務面で診療報酬上の役割の要求が必ずしも整っているわけではありませんが、既存の技術を熟知・駆使するだけでなく、看護学をバックグラウンドとして発展的に専門性を追究するアドバンスドな認定資格です。 また、多くの看護系大学院修士課程修了者は、英語での情報収集ができ、活用できることが期待されており、看護師としての知識の量やリテラシーに影響があると思われます。 公益社団法人日本看護協会 専門看護師 ◾️認定看護師 Certified Nurse:CN 血管障害のある患者さんに看護ケアを提供する場面は、外来、在宅、介護施設、手術室、放射線部門、病棟、栄養部門など様々で、色んな方がそのバックグラウンドを活かして協働しています。 もはや「チーム医療」や「医療連携」という専門もあるほどで、看護系大学には科目として単位認定しているところもあります。 ・皮膚・排泄ケア認定看護師 ・糖尿病看護認定看護師 ・透析看護認定看護師 ・手術看護認定看護師 公益社団法人日本看護協会 認定看護師 ◾️血管診療技師 Clinical Vascular Technologist:CVT 血管診療技師認定機構 ◾️インターベンション エキスパート ナース Intervention Nursing Expert:INE インターベンション エキスパート ナース ◾️慢性腎臓病療養指導看護師 Dialysis Care and Management of Chronic Kidney Disease Leading Nurse:DLN 慢性腎臓病療養指導看護師(DLN)の役割 ◾️日本下肢救済・足病学会認定師 日本下肢救済・足病学会認定師制度 ◾️弾性ストッキング・コンダクター Elastic Stocking Conductor:ESC 弾性ストッキング・コンダクター養成委員会より 【血管看護関連学会等】 ◾️日本血管外科学会 ◾️日本脈管学会 ◾️日本静脈学会 ◾️日本下肢救済・足病学会 ◾️Society for Vascular Nursing
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